2025年、大相撲が34年ぶりに海外へ――注目のロンドン公演がついに開幕しました。
大の里・豊昇龍という二人の横綱がそろって登場し、5日間にわたって本割形式で優勝を争うこのイベントは、まさに“本気の海外巡業”。
この記事では、「大相撲ロンドン公演 取組」というキーワードで注目される、初日の注目対戦カードや力士たちの現地での様子、勝負への意気込みまで、詳しく解説します。
現地の熱気と相撲の真髄を、ぜひ感じてください。
大相撲ロンドン公演2025が開幕!両横綱が魅せる海外取組の全貌とは?
ロンドンで34年ぶりの大相撲海外公演が実現
2025年、大相撲が34年ぶりに海外の地・ロンドンで公演を開催することとなり、相撲ファンの間で大きな話題を呼んでいます。
会場は歴史ある「ロイヤル・アルバート・ホール」。この格式あるホールに日本の伝統文化が土俵ごと上陸するということで、チケットは即日完売。
日本国内だけでなく、ヨーロッパ各国の相撲ファンからも熱い視線が注がれています。
ロンドン公演は、単なるエキシビションではなく、5日間の成績で優勝を争う本割形式を取り入れている点が特徴です。
これは通常の巡業とは異なり、本場所に近い緊張感と勝負の真剣さが感じられる構成であるため、力士たちも気を抜けない公演になっています。
両横綱が揃い踏み!大の里と豊昇龍の存在感
このロンドン公演の最大の見どころは、二人の横綱、大の里関と豊昇龍関がそろって土俵に上がる点です。
2025年秋場所で優勝決定戦を戦ったこの2人の存在が、公演に一層の重みを与えています。
- 大の里関は、2025年秋場所での初優勝を果たし、破竹の勢いで横綱に昇進。力強い突き押しと冷静な取り口で人気を博しており、今最も勢いのある力士です。
- 豊昇龍関は技巧派として知られ、海外公演でもその巧みな技を披露することが期待されています。欧州の観客に対して、強烈なインパクトを与えるでしょう。
この両横綱の参加により、ロンドン公演の格は一気に高まりました。巡業でここまでの顔ぶれが揃うのは極めて異例であり、日本の相撲界がいかに今回の公演に本気で取り組んでいるかが伝わってきます。
公演を支える120人の相撲一行と豪華な演出
今回のロンドン公演には、力士・親方・裏方を含む総勢120人が現地入り。
観客に最高の大相撲体験を提供するため、日本から土俵職人(呼出し)まで帯同し、現地に本物の土俵を一から築き上げました。
特に注目されたのは、6人の呼出し(旭、克之、光昭、重夫、大吉、富士夫)による本格的な土俵築の様子。
その光景は現地メディアにも取り上げられ、相撲という文化の奥深さが伝えられました。
国境を越えた相撲の魅力が広がる瞬間
ロンドンという国際都市で開催されるこの公演は、単なるスポーツイベントにとどまらず、日本の伝統文化の発信という大きな意義を持っています。
横綱豊昇龍関の「これが大相撲なんだ、というのを伝えたい」という言葉には、相撲道の精神が込められています。
このようなメッセージが現地の観客の心に響き、新たな相撲ファンを生むきっかけとなるでしょう。
初日から大注目!大の里 vs 宇良、豊昇龍 vs 伯桜鵬の対戦カードを徹底解説
開幕戦からいきなりの好カードが実現!
2025年10月15日(日本時間16日未明)に開幕した大相撲ロンドン公演。
中でも注目されている初日の取組が以下の2番です。
- 大の里(東) vs 宇良(西)
- 豊昇龍(東) vs 伯桜鵬(西)
通常の巡業では見られない本場所並みの真剣勝負。
相撲の本質を伝える取組が、初日からいきなり組まれた形です。
大の里 vs 宇良──体格差を超えたスピードと力の激突
大の里関は初優勝を飾った新横綱。長身とパワーを生かした正攻法の相撲が持ち味。
一方の宇良関は小兵ながらも変則的な取り口で、土俵際の逆転劇を得意とします。
この一番は「正統派 vs 奇想天外」の好対決です。
豊昇龍 vs 伯桜鵬──次世代横綱とホープの真剣勝負
豊昇龍関は技術と安定感を兼ね備えた横綱。
対する伯桜鵬関は若手のホープとして成長著しく、技の応酬が期待される一番となります。
ロンドン初日取組の持つ特別な意味とは?
初日から注目カードが組まれた背景には、相撲の魅力を最初のインパクトで伝える戦略があります。
大の里 vs 宇良はわかりやすいスタイルの対比。豊昇龍 vs 伯桜鵬は技巧のぶつかり合い。
相撲の多様性を体感できる構成です。
ロンドンで闘志を燃やす力士たち──観光と交流、そして優勝への意気込み
力士たちの“戦いの前のひととき”──ロンドン観光でリフレッシュ
公演を前にした力士たちはロンドン市内を観光し、現地の人々と交流。浴衣姿での街歩きや記念撮影が報道され、文化的親和性の高さを印象付けました。
本割形式で本気の勝負!5日間で優勝を争うガチンコ勝負
本公演は5日間の勝ち星で優勝を決める形式であり、通常の巡業以上の緊張感が走ります。
力士たちは真剣勝負で連日土俵に上がるため、観客も本場所に近い迫力を味わえます。
優勝への意気込み──豊昇龍「しっかり優勝を目指す」発言の真意とは?
豊昇龍関は、「これが大相撲なんだ、というのを伝えたい」と語り、勝負への覚悟を示しました。
横綱としての威厳と責任感を背負いながら、海外での勝利を強く意識しています。
呼出しや裏方も“本気”で土俵を守る姿勢が感動を呼ぶ
6人の呼出しが現地で土俵を築き、イギリスの土を使いながらも日本の伝統を忠実に再現。
観客の見えないところでも、相撲の文化を支える職人の力が今回の公演を成功に導いています。
✅まとめ
大相撲ロンドン公演2025は、ただの興行ではなく、文化と競技の両面から世界に挑む“本気の相撲”として、大成功のスタートを切りました。
初日から横綱・大の里と豊昇龍の取組を中心に見応えあるカードが揃い、海外の観客も熱狂。
力士たちのリラックスした姿から真剣な取り組みまで、すべてが日本の伝統を体現しています。
今後の公演の展開にも注目が集まります。